小説の中からギターに関する記述を探す作業を以前からしています。最近はガストン・ルルーの「オペラ座の怪人」と「黄色い部屋の謎」を読んでいましたが、収穫はありませんでした。内容はもちろん面白かったです。「黄色い部屋の謎」は最初は読みづらいかなと思ったのですが、結局引き込まれて、クライマックスには驚かされました。密室ミステリーや2人の探偵の推理合戦など金田一少年の事件簿みたいだと思いながら読みました。芸術家的な犯人像もそう思わせた理由の一つです。少しネタバレしてしまいましたが、この話は予備知識なしで読むのが良いと思います。
植木