植木フルート&クラシックギター教室の日記

植木フルート&クラシックギター教室は新潟市中央区の閑静な住宅街に佇む音楽教室です。このブログではフルートやクラシックギターを新しく始めたい、あるいはすでにやっている方向けの情報や当教室の講師の日常の一場面を綴っていきます。よろしくお願いします。

膝の上で

 

 


以前ブログに書きましたが、パガニーニが一線を退き、農園で、ビオラとギターを光速で持ち替えて演奏したという伝説があります。おそらく未亡人の館で気楽なパーティーの中で楽しくアンサンブルをした際のエピソードです。弾いていたビオラを膝に置き、ギターに持ち替えて、何事もなかったかのように弾いたということですが、私はこれは無理では無いかと思いました。膝にビオラを乗せたアンバランスな状態ではギターを弾くのは厳しいです。うちにバイオリンがあるので試してみましたが不可能に思えました。弓はどうするのかというのも気になります。

しかしこの間、急に謎が解けました。パガニーニの時代のキターは19世紀ギターでストラップを付けるピンをさす穴がギターの側板に多分付いています。パガニーニはきっとストラップを付けてギター

を弾いていてストラップを肩から腰に移した状態にして、ギターを膝に置きながらビオラを弾いたのでは無いでしょうか?これならストラップでギターを支えられるので、ビオラを弾くことができそうです。この伝説を伝えた人が膝のギターを膝のビオラと間違って伝えてしまったのでは無いでしょうか。Q.E.D(笑)

レニャーニモデル

 

 


最近読んでいたパガニーニに関する本によると1837年6月9日と16日にパガニーニは生涯最後の慈善演奏会をサルデーニャ王国トリノで行ったそうです。以前読んだ別の本にはギタリスト作曲家のルイジ・レニャーニと共にトリノの事前演奏会でヴェニスの謝肉祭を演奏したと書かれていましたが、同じイベントでしょうか。私の所有するシュタウファーのレニャーニモデルは1830年頃に製作されたギターですので、当時レニャーニがパガニーニと共演した際に使用したギターが同種のものであった可能性は高そうです。まさか正にその楽器である可能性は低いとは思いますが。

ロマンス

 

パガニーニのグランドソナタの2楽章ロマンスを練習していました。この曲はジュリアン・ブリームをはじめ、様々なギタリストが素晴らしい録音を世に出しています。大抵パガニーニの書いたものに音を足して、バイオリン伴奏無しのソロ曲として録音されています。勝手に音を足したりハーモニクスで弾いたりして作曲者に悪くないかなと思う方もいるかもしれません。しかしご安心ください。パガニーニはきっと笑って許してくれるでしょう。何故なら彼も他の作曲家の曲を即興的に重音にして弾いたりと好き勝手やっているエピソードが伝記に書かれているからです。全て事実とは限りませんが。

レニャーニ

 

 


パガニーニトリノのカリニャーニ劇場で慈善演奏会を行った際にギタリストのルイジ・レニャーニの伴奏でヴェニスの謝肉祭の変奏曲を演奏したそうです。フランツ・ファルガの「パガニーニ」という本から知りました。ルイジ・レガーニと書かれていましたが。Legnaniと書いてレニャーニと読むはずです。私は初見ならレグナーニと読んでしまいそうです。それにしても劇場のカリニャーニCarignaniはちゃんと訳されているのは少し不思議です。

しかしレニャーニの伴奏はどんな伴奏だったのでしょうか。わざわざイタリアから招かれたのだからAとEのコードを繰り返していただけではないはずです。そして使用楽器はシュタウファーのレニャーニモデルだったのかどうかが非常に気になります。

餌食に

 

 


1歳の娘と森を散歩してきました。実際は松林なのですが、森の方が雰囲気が出るので、森と呼んでいます。人為的に整えて植えられたのが林で、自然に任せてできるのが森らしいです。ずいぶん暑い日でしたが、まだ蚊がいないと予想して踏み込んでみました。実際蚊に刺されずに帰還できましたが、蜘蛛の巣に3回頭を突っ込みました。ロービジョンなので全く避けられないねやです。他の散歩の方々は潜ったのでしょうが、私だけ餌食になってしましました。

ブッファ

 

 


パガニーニのバイオリンとギターのための作品に取り組んでいるのですが、メロディーがとても素敵です。さすがパガニーニだと思いました。私が今練習している曲は唐突に明るくなったりセンチメンタルになったりするのですが、オペラ・ブッファ的だと思いました。オペラ・ブッファとは18世紀にナポリを中心に発展した庶民的な笑あり、涙ありのオペラのことです。反対にシリアスなオペラをオペラ・セリアといいます。セリアとシリアスは似ている響きですね。ブッファは「ぶっはっは!」と笑うからブッファと言います。

暗譜

 

パガニーニのバイオリンとギターのための6つのソナタ作品3の第4番を譜読みしていました。ギターのパートはとてもシンプルです。私はロービジョンの問題で、どんなシンプルな曲でも、なるべくアンプした方が安心なのですが、シンプルすぎて、逆に覚えづらい気がします。0から9までの数字をつかった10桁の番号を暗唱するより1と2だけ使った10桁の番号の方がおぼえ辛い場合があると思います。そんな感じの印象です。