今夜は綺麗な満月が見えています。
娘がお月様好きなので、天気の良い夜は月をチェックしに玄関先に出ます。
月を見ていて思い出したのですが、以前大阪を旅行した際に『ダイアログ・イン・ザ・ダーク 対話のある家』というアトラクションに参加したことがあります。
それは全盲の方の案内の下、完全な暗闇の中で時間を過ごすというものです。私が参加した時は暗闇の中でお月見をするてううテーマの回でした。
完全な暗闇の中、ボール遊び、おやつを食べる、縁側でお話をするなどのアクティビティしました。
参加者と案内役のみんなで声をかけながら時間を過ごすと不思議な連帯感が湧くものですね。暗闇の中だと人の心がとても近くにあるように感じました。「声」が本当にあたたかく、安心感を与え得るものだと再確認しました。
その前日に綺麗な満月を見た後でしたので、参加者とその話をしました。あれから何年も経ちましたが、今思い出すとあの暗闇の中で確かに綺麗な満月を「見た」ような気がします。
植木