この数日『浦島太郎』を繰り返し触読していました。少し速度は上がりましたが、まだすらすら朗読できるほどではありません。
今日点字を習いに行って気がついた事ですが、早くすらすら読めるようになりたいとばかり考えるのはあまり良くないかもしれません。それより今は1文字1文字正確に触読することに集中する時期なのだと思います。
私も常々ギターを早弾きすることよりも、ゆっくり1音1音綺麗でしっかりした音を出す事の重要性を自分に言い聞かせていて、それが最終的に早弾きができるようになる下地だという考えです。
点字も同じだとすぐに気がつくべきでした。
『浦島太郎』は一段落で、今日から子供向けの絵本を読み始めました。普通の絵本ですが、樹脂でできた点字が張り付いています。樹脂の点字は紙に打ち出されたものより削れにくく、長持ちするそうです。
かなり手触りが違いますが、くっきりとした突起で読みやすい気がします。子供に読んであげれるようになることを目指して練習してみます。
植木