羊の長などを材料に作られる弦をガット弦と言います。クラシックギターの弦としてはナイロン弦が現在では主に使われています。ガット弦はナイロン弦が生まれる以前にら使われていた弦ですが、今でもリュートや19世紀ギターなどを演奏する際に使われることがあります。
私も19世紀ギターにはガット弦を張っています。とても良い音色ですが、ナイロン弦に比べて脆いです。
右手の 爪を使わない指頭奏法だと結構長持ちするのですが、爪を用いるとすぐ傷がついて、ほつれてきます。
昨日のブログで書きましたが、今私は伸ばした爪を使って弾いているのですが、やはる弦に傷がつき始めました。
一本につき1000円くらいするので、あまり頻繁に弦を交換すると困ったことになります。
19世紀ギターの時代には指頭奏法で演奏するギタリストが一定数いたようですが、爪で弾くギタリストも多くいたはずです。
彼/彼女らは一体どうしていたのでしょうか?弦を傷つけない弾き方があるのか、もしかしたら今ほどガット弦の値段は高くなかったのかもしれないですね。
植木