今日は、いつもお世話になっている北欧家具のお店、Finch&Home(フィンチアンドホーム)さんのセミナーに参加してきました。
講師は、デンマーク文化研究家の針貝有佳さん。大学院でデンマークの労働市場政策を研究され、現在はデンマークに暮らしながら、現地の働き方や生活について発信されている方です。今回は、新刊『幸せの国デンマークの「じぶん時間」のつくり方』も購入し、サインをいただきました。
北欧には以前から関心があり、いつか訪れてみたいと思っています。ただ、実際の暮らしについてはまだ知らないことも多く、今日のお話はとても勉強になりました。
印象に残ったのは、デンマークでは午後4時ごろに仕事を終え、その後の自分や家族の時間を大切にするというお話です。もちろん職種や働き方によって違いはあるでしょうし、創作に携わる人などは、時間できっぱり区切れないこともあると思います。それでも、仕事以外の時間を大切にする姿勢には、学べることがたくさんありそうです。
なかでも考えさせられたのは、自分が幸せを感じる時間とは何かを、きちんと知っておくことでした。
日々の予定をこなしていると、自分がその時間をどう感じているか、立ち止まって考えることは意外と少ない気がします。気持ちが沈んでしまうような仕事や時間の使い方があれば、続けることを当たり前にせず、減らしたり、手放したりできないか考えてみる。その一方で、気持ちよく取り組めることや、自分が幸せだと思える時間を増やしていく。私はそのように受け取りました。
本当にやりたいことも、ほかの用事が終わって時間が余ったら、と思っていると、なかなかできません。先にそのための時間を確保してから、ほかの予定を組み立てるという考え方も印象に残りました。
そして、睡眠と「余白」の時間をきちんと確保すること。
予定の空いているところに仕事の話が来ると、つい「まだ入れられる」と考えてしまいます。私にも思い当たるところがあります。でも、余白も暮らしに必要な時間として、あらかじめ取っておく。そうすることで、仕事に向かう時間も、より充実したものになるのだと思います。
お話を聞いているうちに、何をすると自分が満たされるのか、どんな時間を大切にしたいのか、私自身も改めて考えてみたくなりました。デンマークの人たちは、そうしたことを日々の時間の使い方に反映させるのが上手なのかもしれません。
参加者は20人ほどで、針貝さんと少しお話しする時間もあり、貴重なひとときになりました。デンマークをはじめ、北欧の国々をいつか訪れて、その暮らしに実際に触れてみたいという気持ちも強くなりました。
また、Finch&Homeさんのご厚意で、Kinotoのイベントをご案内し、皆さんの前でギターを1曲演奏させていただきました。こうした機会をいただけたことにも感謝しています。