昨晩はりゅーとぴあスタジオAで教室主催のコンサートでした。ご来場して頂いた皆様ありがとうございました😊
一種の古楽器を使用したコンサートでしたので本番前に故障したらどうしようかと心配でしたが、無事演奏できました。
会場の響きと楽器の相性が良く、とても気持ちよく演奏できたと思います。
今回のコンサートは録画しました。編集して、一部を少しずつこのブログに載せていく予定ですので、チェックしてみてください🎶
今日から10月ですね。
今年もあと3ヶ月。あっという間に過ぎてしまいそうです。
演奏会までは残り5日となりました。
今日はシューベルトの歌曲の中でも、特に有名な「セレナード」について。
セレナードは元々、夜に屋外(恋する人の家の窓の下など)で携行可能な楽器(ギターやマンドリンなど…)を手に、恋する女性に向けて奏でる愛の音楽を意味しています。
シューベルトのセレナードの歌詞にも「来ておくれ、私の愛しい人よ」、「来て、私を幸せにしておくれ」というフレーズがあります。
このような情景を思い浮かべながら、この歌詞を歌う男性の気持ちで演奏したいなと思います。10月5日のコンサートはちょうど夜からですし、ぴったりですね!
セレナードの一部を録音しました♪
今日は柏崎の音市場で演奏して来ました。
30分のセット2回でシューベルトの歌曲をいくつかフルートと19世紀ギターで演奏しました。
何回か本番を繰り返すことで、だんだんこのレパートリーに慣れてきた感じがします。
次は10月5日のコンサートです。あと1週間、さらに弾き込んで少しでも完成度を上げたいです😊
9月29日に柏崎の音市場にフルート&19世紀デュオで出演します。
音市場とは町のカフェや演奏スペースで様々な演奏者が30分ずつのセットを演奏するイベントです。
私たちは2つの会場で演奏します。以下は場所と時間です。
①絵本と珈琲 松涛15:00〜
②ほーるWaSUKE 16:30〜
10月5日のコンサート「19世紀ウィーンへ誘う音楽」で演奏するレパートリーの一部も演奏します。
お近くの方は是非聴きにきてください😊
チケット購入方法は以下のリンクからアクセスしてください。
http://www.city.kashiwazaki.lg.jp/bunka_shinko/1909091400.html
よろしくお願いします🎶
「フルートとギターのための6つの歌曲」の3曲目は「漁師の娘」です。
この歌は今までの「おやすみ」と「菩提樹」とは異なり、歌曲集「冬の旅」には収録されていません。
「白鳥の歌」という歌曲集に収録されています。「白鳥の歌」は「冬の旅」と「美しき水車小屋の娘」と並び、シューベルト晩年の三大歌曲集と言われることもあります。
しかし「白鳥の歌」に関しては歌曲集として編んだのはシューベルト本人ではなく、彼の死後に出版社や友人がまとめたようです。3人の詩人の詩が使われていて、それぞれの歌の間に連続性は無いようです。
「漁師の娘」はハインリヒ・ハイネの詩に拠るものです。
「おやすみ」と「菩提樹」に比べ、明るい曲です。歌詞も失恋とは程遠く、むしろ軟派な感じです。
冒頭の歌詞は「きれいな漁師の娘さん」という呼びかけで始まります。
ベームが選んだ6つの歌曲は、暗い雰囲気と明るい雰囲気の歌がバランス良く選ばれているように思います。
音楽は親しみやすいメロディが舟歌風のリズムと合わさっています。曲の最後の方はやはりベームによるフルートらしい華麗な装飾と変装が施されています。
この曲も冒頭だけ演奏を録画してみました🎶
漁師の娘
「フルートとギターのための6つの歌曲」の1曲目の「おやすみ」について前回投稿しました。今回は2曲目の「菩提樹」について少し説明します。
この曲も「おやすみ」と同様に元はシューベルトの歌曲集「冬の旅」に収録されています。「菩提樹」は「冬の旅」では5曲目で、その詩は「おやすみ」で旅に出た青年目線で書かれています。
菩提樹はドイツ語圏では木陰でで家族や友人とのんびりしたり、恋人の名前や愛の言葉を刻み込むなど、愛の象徴であるようです。より詳しくは梅津時比古著「冬の旅24の象徴の森へ」という本をご参照下さい。
この歌の歌詞には、青年が嬉しくても悲しくても木の下で時間を過ごし、いくつも愛の言葉を木の皮に刻み込んだことが書かれています。
その愛の象徴である菩提樹を背に旅立つことは、青年が愛しい娘を諦め、町を去らなくてはいけない状況を表現するのにぴったりだと思います。
今回はフルートとギターの演奏で歌詞は無いのですが、青年の切ない気持ちを音で表現できるように頑張ります。
今回も曲の一部を動画にしました。よかったら聴いてみてください😊