蓄音機で音楽を聴いていると、たった100年くらいで随分便利な時代になったのだなと思います。物々しいレコードをセットしてゼンマイ(?(.でターンテーブルを回していると実感します。
結構雑音が大きいのはレコードの状態のせいなのか、こういうものなのか判断できません。雑音も味だと思えばそれはそれで良いのですが、音を聞き取りっらいのも事実です。
シャーロック・ホームズの短編で蓄音機を使い、あたかも自分が隣室でヴァイオリンを弾いているように見せかけて、敵を騙すという話がありましたが、これは隣室との壁の薄さ次第では成立しない気がします。雑音が聞こえてバレそうです。
しかし当時としては新しい技術だったことを考えると雑音が聞こえても、まさか機械が音を出しているとは思わなかったかもしれませんね。
植木