フェルナンド・ソル(1778-1839)はモーツァルトのオペラ「魔笛」の主題で変奏曲を書きました。今回はその曲の演奏動画を作りました。
変奏曲は主題(テーマ)となる旋律の後にその旋律を元に書かれた複数の変奏が続くというスタイルの音楽です。
序奏→テーマ→第1変奏→第2変奏・・・という風に構成されます。序奏は無い場合もあります。
主題は作曲者の時代に流行った歌などが用いられる場合もあります。
ソルは「魔笛」の中に出てくるメロディから変奏曲を書いたのですが、そのメロディはオペラの中の有名アリアではないようです。
何回か「魔笛」を聴いて確認したところ、1度目に魔法の鈴を鳴らす場面の音楽だと思います。
メインのキャラクターであるタミーノ、パパゲーノ、パミーナが悪魔ザラストロ(実は神官)の手の者に追い詰められるが魔法の鈴を使い窮地を脱するという場面です。