最近イザベラ・バードという英国人女性による明治時代の日本旅行記を読んでいます。今半分まで読み終わったところですが、とても面白いです。旅行記を読むと旅行に行ったような気持ちになります。特に歴史的な旅行記の場合は一種のタイムスリップ体験みたいですね。
当時の新潟を旅する様子も詳細に書かれていて、新潟に住む1人としてとても面白く読めました。
今は無き運河も健在で、新潟は近代的で美しい都市として記述されています。文章で読むと当時の新潟がヴェネツィアみたいだったかのようにイメージしてしまいます。大量のキュウリが水路で運ばれる描写がありましたが、何故キュウリなのでしょうね。
この旅行記には出てこないかもしれませんが、他の19世紀の旅行記から「ギター」に関する記述を探すのも面白いかもしれません。
植木