ドストエフスキーの『地下室の記録』という小説を読みました。ギターについての描写が出てくることを期待して読んだのですが、この本には出てきませんでした。
『カラマーゾフの兄弟』にギターが出て来るので、もしかしたら他の作品にも出て来るかと思い、ドストエフスキーを少しずつ読んでいくことにしました。
この本の主役は19世紀ロシアの引きこもり(40歳)です。2部形式になっていて1部はその主役の独白で2部では15年も引きこもるきっかけになった事件について語られています。
前情報なしで読み始めたので、一部の長い独白を読みながら何度か読むのをやめようかと思いました。私にとっとは読みづらく、理解しにくい内容でした。
しかし2部はとても惹き込まれる語りでした。クライマックスなどは特にドキドキしながら読みました。途中でやめなくて良かったです。
一部をそのうち読み返してみます。2部を読んだ後なら、違う印象になるかもしれませんし。
次は『カラマーゾフの兄弟』を読み返してみます。ギターの出て来る場面について何か発見があれば、またこのブログに掲載します。
植木