植木フルート&クラシックギター教室の日記

植木フルート&クラシックギター教室は新潟市中央区の閑静な住宅街に佇む音楽教室です。このブログではフルートやクラシックギターを新しく始めたい、あるいはすでにやっている方向けの情報や当教室の講師の日常の一場面を綴っていきます。よろしくお願いします。

パガニーニの小品

私が教室で使用している教則本の第1巻は主に単旋律を弾く課題で構成されています。生徒がそれを先生の伴奏に合わせて弾きます。一巻の終盤にベースを少し加えた曲が導入され、2巻からは伴奏なしで生徒が独奏することになります。

しかしいきなり難易度が上がるわけではなく、緩やかに新しいテクニックが紹介されていきます。

今回録音したパガニーニの小品は2巻の4曲目です。はじめから終わりまでメロディーとベースの2つの声部をコントロールする必要のある曲です。

https://youtu.be/FsIRSq6uJhY

Maria Luisa

新しい録音をアップしました。

 今曲はアルゼンチンの作曲家J.サグレラス(1879-1942)のMaria Luisa: Mazurkaという曲です。

 この曲は私が中学生か高校生くらいの時にやった覚えがあります。ヤマハ教則本に入っていたと思います。昔から好きな曲でした。

 私が現在教室で使用している教則本の5巻にも出てきます。

https://youtu.be/A9J0PMJ5Ggo

 

 

 

La volta

今回はLa voltaという舞曲を録音しました。

La voltaはルネサンス後期に人気があったペアダンスです。

 教室で使用している曲集の5巻に収録されている曲です。その曲集の中で初めて出てくるドロップDチューニングの曲です。6弦を1音低くDの音(レ)にチューニングすることをドロップDチューニングと呼びます。

 

 この曲の難しい点は最初から最後までほぼ途切れることなく4、5、6弦の開放弦を親指でレ、ラ、レと弾きながらメロディーも弾くことです。

 

 メロディーにつられて親指のベースが不明瞭になりやすい曲だと思います。

 

La volta

https://youtu.be/VlFo1QgdR0k

 

 

怪我が治りました

ようやく親指の絆創膏が取れたので動画作りを再開しました。

右手の親指のちょうど弦にコンタクトする部分の切り傷でした。痛みはもうほとんどないのですが、指先に細い溝がまだあります。

怪我した時点で少し期待していたのですが、その傷跡のおかげでかえって弾きやすくなったような気がします。

 

今回は19世紀のスペインのギタリスト作曲家ホセ・フェレール(1835-1916)の小品を録音しました。

https://youtu.be/fQKPvHVLNdw

 

 

 

 

親指

1週間に一本レッスンに使う教材から演奏動画を作成することに取り組んできたのですが、料理中に親指を負傷してしまったので今週はお休みします。

 

クラシックギターの独奏において右手の親指はベース音を担当します。親指が使えないと、ほとんどの曲を演奏できません。

 


日常生活においても親指は大事な役割を果たしていると実感時した。箸を持つ時、歯を磨く時、財布からカードを取り出す時などに気付かされます。

もし使えないのが右手の小指だったらそれほど不便には感じなかったと思います。

ちなみにクラシックギターの演奏にも右手の小指は使いません。

フォリア

動画を一本アップしました。

今度の曲はまた変奏曲です。主題は「フォリア」です。

フォリアとはイベリア半島起源の舞曲と言われています。後に様々な作曲家がその低音部やそれに基づく和音の進行を元に変奏曲を書いています。

今回は私が使用している教本から選びました。主題と4つの変奏で構成されています。

https://youtu.be/0DLTkrSXDV8

 

ブーレ

ブーレとはフランスを起源とする2拍子の舞曲です。バロック音楽組曲に組み込まれることもあります。

今回はレオポルト・モーツァルト作曲のブーレの動画を作りました。

レオポルト・モーツァルトは一般にモーツァルトと言われるヴォルフガング・アマデウスモーツァルトの父親です。

https://youtu.be/Dp3SACwlUcQ