レッスンで使用している楽譜から2曲動画を作りました。
2曲ともフェルナンド・ソル(1778-1839)作曲の小品です。比較的シンプルで弾いていてストレスがあまり無い曲です。
クラシックギターの名曲と言われるレパートリーの多くはきちんと弾くのは非常に難しいです。
一方あまり一般に知られてはいないけれど、シンプルで楽しく弾ける小品も山のようにあります。
19世紀のギタリスト作曲家達は愛好家向けの楽譜を出版することが多かったようです。
フェルナンド・ソル(1778-1839)はモーツァルトのオペラ「魔笛」の主題で変奏曲を書きました。今回はその曲の演奏動画を作りました。
変奏曲は主題(テーマ)となる旋律の後にその旋律を元に書かれた複数の変奏が続くというスタイルの音楽です。
序奏→テーマ→第1変奏→第2変奏・・・という風に構成されます。序奏は無い場合もあります。
主題は作曲者の時代に流行った歌などが用いられる場合もあります。
ソルは「魔笛」の中に出てくるメロディから変奏曲を書いたのですが、そのメロディはオペラの中の有名アリアではないようです。
何回か「魔笛」を聴いて確認したところ、1度目に魔法の鈴を鳴らす場面の音楽だと思います。
メインのキャラクターであるタミーノ、パパゲーノ、パミーナが悪魔ザラストロ(実は神官)の手の者に追い詰められるが魔法の鈴を使い窮地を脱するという場面です。
レッスンで扱う曲の演奏動画をアップしました。
今回の曲は少し難しい上級者向けの作品です。私が使用している全9冊のテキストの6冊目に入っている曲です。
フェルナンド・ソルというフランスで活躍したスペイン人作曲家の作品です。ソルは古典派から初期ロマン派の時代のギタリスト兼作曲家の中でとても重要な作曲家の1人とされています。
ロンドOp.48 No.6 (F.ソル)
しばらくとても忙しくてブログまで手が回りませんでした。今日からまた再開して、少しずつ記事を載せていきますのでよろしくお願いします。
そして随分遅くなってしまいましたが今年もよろしくお願いします😊
レッスンで使用している教本から3曲演奏動画を作成しました。チェックしてみてください。